やまないおちない日誌

山尾匠による、山なく落ちきらない日々の日誌、山尾企画もヨロシク!

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観劇レポート『オリゴ党』

はい、どうも匠です。


先日観てきましたのはオリゴ党の【ほにゃらら殺人事件】です。
第三十四回ということで非常に安定感のあるお芝居でした。

とある家族が運営する旅一座の公演中に人が死んだり生き返ったりするお話。
基本的におバカに物語が進んでいくので、時折はいる異質が浮き立ちゾッとさせてくれました。
とても閉鎖された空間、それは物理的にも、そして家族という意味でも。
他者への排他的感情とでもいうのか、外部への切断。
それは同じ一族だからしか共有できない闇の部分。
いうなれば宿命的な制限。
それから抜けようとする足掻き。
足掻いて足掻いて巻き込んだ結果、ばらけてしまった。
それまで一座という括りでまとまっていた者たちがばらけてしまう。
あっちらこちらにばらけてしまう。
水の入った容器にインクを一粒落としたみたいにばらけてしまってほにゃららと有耶無耶に。

きっと見る人によって印象の大きく変わる物語だとおもう。
正直、どこをみればいいかわからなくなった。
日常の中(といっても一般的にみれば十分変わってるんだろうけど)に蠢く異質。
それを突き進むのか留まるかは自分次第。みたいな話かと思いました。

個人的に主役であることに拘る役者の人が狂気的で好きでした。
ちなみに、前回の俺だけ人間に出ていた谷澤君もでてました。
なんでかっこつけるときあの指になるんだろう?笑
でもベテランばっかの中で堂々としてて良かったよ(上から目線)

匠でした。

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  1. 2014/03/18(火) 20:15:26|
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観劇レポート『匿名劇壇』

はい、どうも匠です。

先日は匿名劇壇の『ポリアモリー・ラブ・アンド・コメディ』を観てきました。同年代ということで敵意剥き出しでいきました。
面白かっです。悔しい。


七人の男女が同棲する空間にしばらく滞在することになった映画監督(志望)の男。
そこのみんなはポリアモリーなラブ、すなわちみんながみんなの公認の恋人な生活を送っている。
それを題材にドキュメント映画を撮りながら話は進んで行く。
ざっくりあらすじでした。

そこに住む子達は本当はただ一人の人と恋人になりたい。
でも、一緒にいるため仕方なく他の人と付き合うことをしている人たちが幾人。
もちろん、他の人とイチャイチャすればイライラ。
そんな葛藤、すれ違いを面白おかしく、映像的ウソを交えた軽快な前半。
最前列でサクラ的笑いをいれてたのは私です、だって面白かったんだもん。

話は進み
ポリアモリー推進派の小説家(志望)の女の子はたった一人にしか恋しちゃいけないなんておかしいと主張。
たくさんの人を愛したくさんの人に愛されることを望む。
これにすごく同意してしまったな。
昔は一人の人と愛し愛されたらいいと思ってたんだけど、最近はそうでもなく笑
すごく暴力的で傍若無人のような口振りなのに、その姿からは驚異的な説得力があった。
空間も三次元的構成で客席側とリンクするように出来てたからなおのこと。

このまま愛の独裁者による強欲なラブ理論による狂気が渦巻くのかと思いきや。
舞台は
女優(志望)の女の子と演出家(志望)の男との会話のシーンになる。
それでも私は私だけをみてほしいとメッセージを愛する男に贈る女がいて、
俺も俺だけを(小説家に)みてほしいからと言葉を返す。
だからこそ、お互いその心を忘れないように。
お互いを想い合う。
けして、報われはしないのかもしれない。が、それでも愛は存在するし存在し続けることでなにか新たなモノが産まれるのかもしれない。

異常な空間にそんな当たり前のことが妙に爽やかに思えてしまう。
そして、映画はクランクアップを迎える。
改めて自分たちの異常な暮らしに笑ってしまう住人たち、口々にこれを自分の作品に反映しようという。

演出家の男も同じようにこれを舞台にすると言った。
おそらくそれが今回の舞台なんだろうなって。
そして、場の間に挟まれる映画監督と演出家の談話。
そして、都合の悪いことを隠すように最後物語を切る演出家。

エセ現実をベースにした何者かによる二次創作ってのが最終的な印象。
これは見世物として誇張した世界なのか、それとも現実はもっと苛烈でドス黒いけどそれを誰かの都合よく隠した世界なのかはわからない。

非現実だが
そこにあるようなリアリティー
そこにもっとおぞましい何かがあるよような気がするのに
幾重にもフィルターがかけられていて
見ることができない。
それがあまりにも気味が悪い。


匠でした。

  1. 2014/03/11(火) 23:16:21|
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観劇レポート【イッパイアンテナ】

はい、どうも匠です。

梯子二本目

京都の劇団、イッパイアンテナさんの「オール」をみてきました!

イッパイアンテナは一度まじで観たかった。念願だよ!

あえてどんな話かは省略。
夜から朝までの話で三組のコンビの話って思ってたら大丈夫です。

素敵だった。
空間は美しく。
人間臭くて。
まさか?と思い。
静かだけど力強かった。

あれってもしかしてあれ?みたいな質問イッパイしたいし、もっかい観たかった。

この日は二本観劇したんですけども、どっちも僕好みのリアルな空気のあるお芝居やったんですけどね。
朝に観た南森町グラスホッパーが大人の渋みだったり言葉にしづらい切なさが魅力なら
こっちは爽やかな、朝日みたいな感じ。

いい日でしたね。
また大阪でやらないかな?京都ででやってても行きたいけどな!

匠でした。
  1. 2014/02/25(火) 02:27:37|
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観劇レポート【南森町グラスホッパー】

はい、どうも匠です。

先日は南森町グラスホッパーさんのグレープフルーツシンドロームをみてきました!
名前は南森町なのに会場は四天王寺でした。

別れを間近に控えた夫婦が最後の晩餐をしているところから話は始まります。

女性特有のヒスで責める女。
君を思ってこそじゃないか!とたじろぐ男。
重苦しい空気の二人と同じレストランにいるようで、覗き見したくなるそんな二人。
女が席を立ちでていこうとする、その二人の前に何者かが現れたところで場面がかわる。

続いての場所は病院の屋上。
二人の男性が飛び降りようとしていた。
お互いお先にどうぞと言う。
このシチュエーション好き笑
男の一人は人気俳優。父との約束を果たせない自分が嫌で死のうとしていた。
もう一人は医者。
のらりくらりと俳優をかわしていき、小馬鹿にし、俳優をグレープフルーツシンドロームと診断し自分にとっての生死を語る医者。

その姿がなんだか死にゆく自分の気持ちを残そうとするように思えた。
なんやかんやありまして
俳優は死ぬのを思い留まることに。
最初から思い留まるのをわかってたように。

そして、場面は最初の夫婦に戻る。
現れた人物こそ自殺を踏みとどまった俳優でした。
俳優のファンの二人はテンションだだあがり。さっきまでのあの空気はなんだったのか!
おもわずギャップに笑ってしまう。
思い出の映画の話をする二人。
結局、よりはもどらず女は去って行ってしまう。


二つのまったくちがう二人の話。
だけれどもリンクする部分があり、想像が膨らんでいきます。

何より心に響いたのが、自分に生きる価値なぞ無いと思っていた俳優を通じて二人の男女が結ばれ、そして別れの思い出が生まれる。
冒頭に最近のお芝居にはリアリズムが足りていないという言葉があった。
世の中に溢れるお芝居にはリアリティがないかもしれない。

だけれど、それでも見た人になにか残せる。
役者のみなさんもお上手でリアル。
残す人がいて残される人がいて、何か暖かく勇気をもらえる作品でした。


匠でした。

  1. 2014/02/25(火) 02:14:14|
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観劇レポート『工芸高校』

はい、どうも匠です。

先日は母校の工芸高校のお芝居をみてきました。
作品は別役実さんの『星の時間』

高校生とか後輩とか脚本が別役実さんだとかを抜きにして、とても面白かった。
緞帳が開いた瞬間から引き込まれる空間が出来ており、風や立体的にそびえ立つ木。
歩くたびにひび割れる落ち葉の足音などの生々しさでそれがより引き立てられていた。
役者の演技もとても見やすく、いわゆる【やろうとする演技】ではなかった
ので、目が離せなずずっと観ていられた。

ただ、すごくよかったぶん
もっともっとクレクレ!ってこっちはなってしまった。
まだ欲張ってしまう笑
更にあと一押し、なにかあればなぁって。特になにか思いつくわけじゃないけど笑

ええ、後輩だから贔屓目に見てます笑
でも、本当に面白かった。

匠でした。
  1. 2014/02/02(日) 18:50:08|
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Author:山尾 匠
10月18日から20日。
再び、芸術創造館で大暴れ!俺だけ人間

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